メインシャーシの加工

6セルシャーシ組み立ての第二回はメインシャーシの加工です。

メインシャーシの加工にはこのようなツールを使いました。瞬間接着剤、紙やすり(#400)、綿棒、リュータ、手袋、カーボンの粉を吸い込むといけないので防塵マスクも準備するといいでしょう。
 
最近の3000mAh容量のバッテリはそのままではメインシャーシのセルスロットに収まらないので、セルスロットを少し広げます。内側方向に広げるとTバーと干渉する恐れがあるので今回は外側方向にセルスロットを広げることにしました。
 
セルスロットを加工する前にSANYO 3000HVバッテリを置いてみました。ノーマルのセルスロットが小さいのでこのようにバッテリがきちんと収まっていません(左側が上がっています)
 
セルスロットを広げるときちんとバッテリが収まりました。加工にはリュータを用いると楽です。カーボンの粉を吸い込まないよう注意します。
 
次にバッテリセルをシャーシ下面まで落とし込むためセルスロットの角をこのように削ります。リュータで少し削ったらバッテリを載せてみて様子を見ながら作業すると失敗ないと思います。
 
メインシャーシに開けられた穴にはバリが残っていることがあります。その場合はキリなどを使ってバリを取っておきます。
 
ここまで終わったらクリーナスプレーなどでメインシャーシのゴミやカーボン粉を除去します。次に紙やすりでメインシャーシ断面を軽く削っておきます。そしてこのように綿棒の先に瞬間接着剤を塗ります。
 
このようにメインシャーシ断面に瞬間接着剤を伸ばしていきます。少しずつ接着剤を伸ばしていくのがポイントです、焦って作業すると接着剤がシャーシ表面にたれたり、白くなったりします。
 
うまく作業するとこのように断面がピカピカになります♪これでクラッシュ時にメインシャーシが剥離しにくくなります。