こうぐちくんの愛車紹介 〜Part13〜

こうぐちくんの愛車紹介の13回目は最近彼が購入したTurbo35 GFXのレポートです。例によって文章・写真はこうぐち君に寄稿してもらいました。

トリニティアップデイト。CEIターボ35GFX。

個人的にまず使うことはないだろうと思っていたCE製品。それが今年始め勢いで注文してしまいました。購入は海外通販で、注文を入れたのは1月下旬。その際、入荷したら知らせてくれるようにメールしておき、返信がきたのは2月16日。発送方法を指定して(世界情勢を考え迅速で確実な方法を選びました)到着が2?日。開封する時間がなく数日経過し、26日に通電しました。このときターボ系に詳しいヤッキーさんの協力をえました。

ところで下記する内容とは関係のないことですが、GFXが欲しくてもおいそれとは変えないという人も多いと思います。私自身かつてはそういう人の一人でした。でも、いつか何らかの形で、欲しいものが手に入るときはくると思います。
いま手に入れられないものよりも、今のその気持ちが後々になって懐かしく思えることは私自身ありますし、それを大切にして欲しいと思っています。以下は、たとえ買わなくても見ているだけでも楽しい事もあることを、自身十分わかっているので、おもしろく読んでいただければ幸いです。これがもっとも言いたかったことなので、本題はこちらにしたいくらいです。では紹介に移ろうと思います。

梱包から箱を取り出すと、でっかいステッカーで覆われていました。それをカッターナイフでシューっと切っているところです。
   
取り出し、コード類をアリゲータークリップにまとめたところ。
説明書は英語ですが、前モデルの35BLと大して変わっていないようです。以前BLの説明書を借りて読んだことがありますから。付属のステッカーは白文字の黒の縁取りがあるどちらかといえばチープなものでした。
このときは電圧感知コードは出力にまとめていました。
   
GFXになって、ヒューズは横にまとめられたようです。そして全てのヒューズが20Aになっています。
隣のポートは9ピンのシリアルポートと呼ばれるそうで、パソコンに放電データなどを取り出すときに使うようです。
   
正面から見るとこんな感じです。
   
前面の右に操作ボタン、ロータリーダイヤルがあります。
ボタンは3個で、一番上は全ての操作のスタート・ストップに使用します。中央はモードボタンで、6個あるモード(チャージ、ディスチャージ、サイクル、モーターラン、データ、セットアップ)を1度押すごとに順番に表示できます。またモードボタンを充電中、或いは放電中に押すと、その様子がグラフとして画面に現れます。一番下のページボタンは、各モードを表示したときに押すことで、それぞれの設定が行い画面に移ります。画面はチャージで3つ、ディスチャージで2つ、とモードによってページ数は異なりますが、押すごとにそのモードでのページ画面をサイクルします。ロータリーダイヤルは、左右両方向に回すことが出来、35BLで一方通行であった数値設定がより操作しやすくなったようです。一通だと、通り過ぎるとまた始めに戻らないとならないので、結構疲れます。稼動中に押すことも出来、グラフ画面の色も反転するようです。そして、ページボタンで設定画面を表示し、そのページの設定(アンペアや、デルタピークなど)をスクロールするとき、このロータリーダイヤルを押します。
   
さらにロータリーダイヤルは、PURESS(押す)ことで、ブルーに白文字の画面から、白のバックにブルー文字の画面にすることが可能です。

   
14Aの安定化に繋いで、始めの画面がこれです。バージョンは1.30となっています。このとき上に出るTurboGFXの文字は後で述べる機能により名前を変えられるようです。
   
しばらくすると、およそ5秒程度ですが、チャージモードの画面に移ります。[READY]は、待機中を意味し、隣のchg modeは今チャージモードである事を表します。このとき私は{Setup}を日常使用する4セルバッテリーにしています。S:はセコンド=秒、他はわかりますね? 下のPeaks:1は現在の設定では、1度のピークでチャージを終えるという設定を意味します。Aセットは充電電流、L/Oは、ターボ充電器の特徴だと思いますが、ロングロックアウトという機能をオフのしている事を意味します。ロングロックアウトとは、ピーク感知に関係なくある一定時間充電を行うときに使用します。たとえば、はじきやすい電池やオーバルで使用するニッカドに有効な機能だそうです。そのとなりのT/Fはターボフレックスで、充電中にチャージャー側のある操作で?バッテリーを活性化するものでニッカドに有効な機能ということです。これもストックカーレースや、オーバルの盛んなUSAならではの機能ではないかと思います。画面の一番下には、文字が右から左にスクロールして、表示画面の機能を説明してくれます。写真では撮れないところです。その順番はチャージモード画面である事から始まり、ターボフレックス二までいたります(今のチャージモ−ドでは)。ここまで見てみて、どうやらGFXはオーバルユーザーやオフロードユーザーがメインの充電器ではないか?と思えてきました。
   
ディスチャージモードです。モードボタンでチャージモードの次に出てくるモードです。画面では4セルで、セル数4、放電アンペア=20A、放電の設定=スタンダードを選択しています。このタイプは他にオフロードがあります。下の表示はチャージモードと同じく、この画面の説明が流れます。
   
サイクルモードです。
   
モーターランモード。Msetとは、モーターを回している時間の設定です。M=分単位で設定できます。
   
データモードです。このモードではいきなりページが表れ、写真はそのうちの1ページ目を表しています。
始めのCommはコミュニケーションの略で、サイクルでとったデータをパソコンに送るときの設定を表します。他はサイクルしたときに数値が表れます。
   
セットモードです。こちらもいきなりページが表示されます。
設定を呼び出すロード、保存するセイブ、設定に名前を変え、それに変更するリネーム。
チャージ終了時などのサウンドを5秒、鳴りっぱなし、無くす、ビーパー。GFXを通電したときのマシーンネーム。

次回は各モードのページを見ていく事にします。