PDAと測るんじゃーを接続してみよう

最近使わなくなっていたPDAを活用しよう!と思い立ち、測るんじゃーのデータを保存できるかどうか実験してみました。サーキットでは細かい分析データは見ないので、測るんじゃーのデータさえ保存できれば十分なんです>僕の場合。サーキットではPDAにデータを保存し、自宅でPCに接続してLCSソフトでデータが見れれば(自分的に)かなりかっこいい♪

通常はこのように測るんじゃーを接続しています。ノートPC、USB<-->シリアルアダプタ、測るんじゃーケーブル、測るんじゃー本体。この他にノートPCの電源アダプタも必要です。
   
っで、これらの重さを計ると1600gでした。愛用のVAIO C1XEはこれでも軽いほうだけど、測るんじゃーデータを取りこむためにPCを持ち運ぶのは無駄が多いような気がします^^;;
   
ちょっと前に愛用していたIBM Workpad 30J。ボディーとボタン類は好みのブルーに変更し、8Mの増設メモリを積んでいます。今回はこのPDAと測るんじゃーを接続してみます。果たして結果は?
   
WorkpadにはPCとHotSync(同期)するためのケーブルが同梱されています。これはまんまRS232なので測るんじゃーに接続できそうです。
   
と思ったら、コネクタのオス・メスが逆だったのでジェンダーチェンジャーが必要でした。
   
見かけ上はこれで接続できました。ブルー好きの僕にはたまらないショットです。
   
重さは全部で530g位で1000g強のダイエットに成功。
   
Workpad 30Jには通信ソフトが同梱されていないので別途準備する必要があります。今回はonlineというソフトをダウンロードしてみました。通信ソフトはここなどからフリーで入手できるので好みで選ぶとよいでしょう。
   

onlineを起動したところ。シンプルな画面構成に好感もてます。通信速度などは以下のように設定しておきます。

ボーレート:9600bps
データビット:8
パリティー:1
ストップビット:None
フロー制御:ハードウェア

   
「On」ボタンを押したところ。これで接続はおわり!
   
次に「Log」ボタンを押します。ログファイルはWorkpad標準のメモ帳に保存されます。
   
それでは早速データを送信してみます。
   
送信終了。
   
するとWorkpad側には測るんじゃーから送信されたデータが。うれしいぃ〜♪
   
Workpadのメモ帳には受信したデータが保存されています。
   

メモを開いたところ。サーキットでの使用はこれで十分ですね。

左からLap番号、Lapタイム、トータルタイムが表示されています。

次にWorkpadに保存したデータをPCに送信してみます。これができないと悲しい

   
WorkpadとPCをケーブルで接続し、PC側でLCSソフトを起動します。次に「転送開始」ボタンを押しておきます。
   
onlineには選択したメモ帳を送信する機能があります。写真の「Send Memo」を選択します。
   
するとこの画面が現れます。「Skip first line」にチェックするとメモ帳の始めの一行目が送信されないのでここに日付などを書いておくこともできますね。送信したいメモ帳を選択して「OK」ボタンを押します。送信が終了したらLCSソフトの「転送終了」ボタンを押します。
   
正しくデータが受信されました♪今回はWorkpadを使いましたがRS232インターフェースを持つものならどんなPDAでも使えるんじゃないかなぁ〜と思います。これで荷物が少し減ります♪