ラジコン絵日記

06/30/2002はクレストでおこなわれた「平成14年度1/12電動レーシングカー二次予選」に参加してきました。レースに集中するため今回は写真はありません(レース中はバタバタしてそんな余裕なかったです^^;;)。ページの最後にクレストより頂いた予選結果を掲載しました。

という訳で今回は文字ベースで昨日の予選の模様と自分が感じたことをまとめてみました。

<目標!
自分自身初めての全日本選手権への挑戦ということで、限られた時間のなかでできる限りの事をやってきたつもりです。目標はもちろん「本選への参加!」。思えば去年の秋に全日本参戦を決意してから8ヶ月、頭の中は常にラジコンの事で一杯でした。
車のセットは思考錯誤の末、なんとか「これかなぁ〜?」というものがまとまってきて、練習ではコンスタントに45周をマークできるようになりました。事前に聞いたところによると予選通過ラインは43〜44周の8分シングル秒らしいので「予選通過はなんとかなるかな」と思っていました。そういえば今年の初めにう〜選手と練習したときは、まともに8分完走できなかったのでかなり進歩したもんです(オフロードカー並みに飛びまくってたからね)。

<事前準備
僕は6/28に現地入りし、最後の練習と確認をやっておきました。レース用モータの調整、予備クリスタルの確認、レース用に塗装したボディの確認などなど。これはやっておいて正解でした。RXクリスタルの不良を1つみつけ、ボディーのホイルアーチのカットが少し小さくてタイヤに干渉するトラブルを未然に防止できました。セーフ!

6/29はこの日から合流したJOEさんのアソシのセットアップのお手伝いをしたので練習はお休みにしました。夜にはクレスト駐車場にテントを張るお手伝いもしてサーキットを後にしました。レース当日は8時から受け付けが始まると聞いていたのでこの日はクレスト近くのホテルに宿泊しました(余談ですが、このホテルの朝食はとってもおいしかったです。)

ベッドに入り明日の事を考えていました。ちょっと不安だったのは以前いんちょさんに「きみひこさんはレースの経験が少ないので、本番では??」とアドバイスもらっていたこと、それに僕の師匠のう〜選手から「本番では自分のベストから一周少なくなるって考えたほうがいいよ」ってこと。ってことは自分のベスト45周−1周=44周=予選通過ライン。。そんな事を考えていたら前日はなかなか寝付けませんでした。プレッシャーに負けそうな僕はお酒の力を借りちゃいました。Zzz....

<そしていよいよ当日の朝
天気予報では午後から雨と聞いていたので僕らは屋内のピットスペースをキープしました。ピットスペースは特設の屋外テントもあったのですが雨が降ると悲惨な状況になるかもしれないですからね。でも昨日は結局雨は降らず、晴天。。蒸し暑かった屋内よりテントピットのほうが正解だったかもしれません^^;;。ピットセーブルには僕、JOEさん、そしてこうぐちくんが同席しました。KAKOさんは2Fのピットを陣取ってレースに臨むことになりました。


え!知らなかったよ!>
事前車検で「ホイルの最大幅は38mmまで」というルール改定を聞き、自分のホイル(HPI)のサイズを測ってみるとなんと「38.3mm。。」やばい、これはかなりまずい!セッターは持ってきてないし。。どうしようー!!急遽KAKOさんから紙やすりを借りてシコシコとホイルを削ることにしました。参加した選手も同じような状況でいたるところでセッターの音が。。しかし今回はローカルルールってことでホイル幅は38mm以上でもOKってことになりました。ホッ!ただし本選では厳密に車検がおこなわれるとのことなので本選ではこのようなことに気をつけないと。。JMRCAのホームページでもルール改定は事前発表されてたんですよね。チェックしなかった自分に反省。。市販されているリアホイルは38mm以上のサイズらしいので今後全日本に参加される方はご注意を!みずぐちさんはしっかりとこの点をチェックしていたみたいですね。さすがです。

<レース開始!コントロールプラクティス>
予選の組み合わせはスタッガースタートによるコントロールプラクティスで決定されます。コントロールプラクティスだし予選結果には関係ないんですが、このヒートが一番緊張してました。例のホイル幅騒動で僕はコントロールプラクティス用のバッテリの充電タイミングを逸してしまい、充電完了したのがスタート2分ほど前。。しかも充電容量が2980mAh。。。大丈夫か?これ?唯一ラッキーだったのはコントロールプラクティスで師匠のう〜選手と同じヒートだったこと。しかもスタッガースタートはう〜選手の次。「う〜選手なら当然予選通過するレベルだし、後半バッテリーダウンするような走りはしないはず。必死についていけばそれなりの結果がだせるはず!」と師匠をペースメーカーとして利用させてもらいました。走行中は自分を見失ってスロットルを握り過ぎないよう気をつけ途中う〜選手をパスできるようなペースで走ることができました。途中隣のう〜選手に「先にいくか?」と聞かれましたがペースメーカーがいなくなると何がおこるかわからないので「いや、いいです!」と断っちゃいました^^;;。結局このヒートは最後でバッテリダウンしたものの45周、8'09秒をマークできました。ありがとう、う〜選手。コントロールプラクティスの結果僕は上から14位の成績で予選ヒートを向かえることになり、予選でも、う〜選手と同じヒートになりました。チャーーンス。う〜選手からも「俺が本選に導いてあげよう」と心強い言葉が。。頼もしい(ウットリ)。

<ここでやらねば!予選3ヒート>
そして予選1ヒート目。「コントロールプラクティスと同じことをやれば45周だから大丈夫。しかも予選は3ヒートあるし」と予選ヒートはかなりリラックスした気分で望むことができました。しかし、路面グリップが上がったせいかコントールプラクティスの時よりも車が曲がらず苦戦しました。「あー、う〜選手が言ってたベスト−1周ってこのことかぁ〜」と思いつつも後の祭り。このヒートは44周の8’00秒でゴール。だけど事前に聞いていた予選通過ラインをクリアーできたのでここからは更に気持ちが楽になりました。

予選2ヒート目。タイヤを新品に交換したものの、やはり車が曲がらない-->焦る-->クラッシュ。の図式で記録を伸ばせず。43周8’10秒。

予選3ヒート目。曲がらない対策を施して失敗すると悲しいので、指数を若干高めに設定しストレートでタイムを稼ぐ作戦を決行。ペースが上がった他車をパスさせるときに細かいミスをしてしまい。結果は44周の8’07秒。

結局、予選1ヒートの記録「44L 8'00'360」がベストとなり、69人中26位で予選通過となりました。(^^)v

<反省>
今回の反省点は。。
1)JMRCAルール良く読んでおけよ!
2)レースで路面グリップが上がったときの対処方法(ネタ)が無いじゃん。(いんちょさんがいってたレース慣れってこのことなのね。。)
3)レース中は自分の車が遅く見え、握りすぎていた感じあり。結局タイム的には練習時と遜色なかった。自分の体内時計を信じないと。
4)などなど

<おまけ>
今回の予選で多分一番プレッシャーと戦ったのはいんちょさんじゃないかと思います。1ヒート・2ヒートとも本来の実力がだせず、後が無くなった3ヒート目。絶対に失敗できない状況でさすがの走りを披露。見事予選通過!気迫が伝わってくるものすごい走りでした。その後、ピットで脱力して一服するいんちょさんの姿が忘れれません^^)v  さあ〜次は川場。がんばりますよ〜

<予選結果>
予選結果をクレストさんからいただきましたので掲載します。参加者69名で通過は40名でした。
1位〜63位の結果
64〜69位の結果