RC絵日記

2005年8月7日は群馬県クレストスピードウェイで行われたJMRCA 1/12電動レーシング二次予選の見学にいってきました。今回は二次予選に参加していたCRCシャーシを中心にレポートします。

会場となったクレスト・スピードウェイの室内カーペットコースです。

写真はコース中央から右半分の様子。従来とは逆回りとなり、走ったことが無い僕にとっては異次元の世界 ^^

コースインフィールド部。ゼブラゾーンを乗り上げると大きなクラッシュとなりタイムロスしてしまいます。
メインストレート前のコーナー

操縦台。視界もよくドライブに集中できそうな位置。ただこの日は蒸し暑く、室内は蒸し風呂状態

コース右側から見た動画
コース左側から見た動画

これはTeam CRC Japan石川さんのカーペットナイフV3.2R

実はこの日初めて石川さんとお会いしました。僕と面識無い方でもTeamに加入できるようにしたのでこんな事になったのですが・・

Teamに加入する前からカーペットナイフを使用しているだけあり各所に独自の工夫がみられます。

セット出しも独自の方法を確立したそうでその一言一言が頼もしく信頼感抜群 ^^

石川車のフロント部。キャスターブロックは自作のカイダック製プレートでそれぞれ固定。

フロント部はCRCの削りだしパーツが使用されまさにワークス仕様といった感じ ^^

石川車リア部。センターピボッドはオプションの「ローロールセンターキット」を使い、ロールセンターを下げている。ピッチングダンパーはCRCのDura Shock。

バッテリーアンカーにはタイラップが装着されています。これによりバッテリー固定のOリングをより確実に固定できるとのこと。

Oリングの脱落が心配な方には役立ちそうなアイデアです

マイポンダー含めた総重量が855gとの規定を満たすため重りが装着されています

石川車のロールダンパー部。ダンパー角度が水平になるようスペーサーを入れて調整しているのがわかります。

こちらはT-FOURCEオーナー久保さんのマシン。お忙しいところお話を伺うことができました。

ありがとうございます。

久保車のフロント周り。Riemonのタワーバーが装着されています。

リアアクスルもRiemon製品が使われています。

リアはTバー仕様となっていました

こちらは吉田さんのカーペットナイフV3.2R。予選でも大変好調なタイムを出している方のシャーシを触らせていただきました ^^
クロスブレースを裏表逆に装着しロールダンパーの角度を意図的に変えています。これによってストレート直後のシケインでの動きが良くなるとのことでした。イメージ的にはロールが若干規制される感じとのことでした。

吉田さんはシャーシを横から見たときロアポッドとシャーシが逆への字になるようにセットしているとのこと。この場合、ピッチングスプリングを硬めにしてコーナーの「入り」を調整するそうです。クレストでは最も硬いレートを使用。

吉田車フロント部。Riemonのタワーバーを装着。シャーシ前部にプロテクターが装着されています
シャーシ横を若干削ることでRC12L4用のプロテクターが装着できるそうです。ナイスアイデアですね♪
こちらは高垣さんのT-FOURCEです
高垣車は他社シャーシのようにTバー仕様にされています
高垣車のフロント部。壊してしまったT-FOURCEのカーボンTバーからフロントタワープレートを自作。

こちらは高垣さんのご友人のFoutune1。クレストが販売するカワダM300用コンバージョンシャーシ。初めて見ました。

カーペットナイフ同様Tバーレスという構成

Foutune1のリア部。オリジナルのロールダンパーは精度が高そうでいい感じです。
こちらはJoeさんのカーペットナイフV3.2R。
サーボマウントはCRCオプションのアルミ製を使用。アッパーサスアームのヒンジピンはヨコモ製を使用しているようです。

走行後のシャーシ。タイヤカスやカーペットの毛など室内といえども結構汚れるようです。

こちらはクレストのナイトレースでも上位入賞常連のエキスパートドライバー、青山さんのT-FOURCEです

1ヒート目ではトップタイムをマークするなどサスガの走りを見せてくれました m(_ _)m

リアアクスルはRiemon製に交換されています。モーターはTwinsの製品が搭載されています

Tバー仕様にコンバートされています。Twinsのツイックレスプレートを使用しています。クレストとの相性が良いと教えてくれました。

よく見るとダンパーがアンテナマウントではなく、Tバーボール上部に装着されています

3ヒート目出走前にも関わらず親切にシャーシの説明をしていただきました。

ありがとうございます m(_ _)m