ラジコン絵日記

谷田部アリーナで開催されたJMRCA主催「平成16年度1/12全日本選手権」を見学してきました。レースの模様や参加車両をレポートします。

会場となった谷田部アリーナ。今年は夏を避けての開催となったので比較的過ごしやすかったようです。

去年は蒸し風呂状態でしたからね・・・ ^^;;

コースレイアウトです。基本的には去年のレイアウトと同一でした。こちらはコース左側の構成です

インフィールド部。写真中央から右にかけては黄色いパイロンが追加され、去年よりもコース幅が狭くなっています。

パイロンに乗るとはずみでストレート部まで飛ぶことも。

コース右側。レコードラインを外すと砂がタイヤに付着しタイムロスになります。
コース外周部へ。やはりコース脇には多くの砂。ラインを外すと滑ってコンクリートブロックに激突
そして長いストレート。インフィールドから飛び出してくる車に注意。
レース前日は多くのユーザがAMBのマイポンダでタイム計測をおこなっていました。
今年の参加賞。JMRCA30周年記念なんですね。ちょっと豪華
会場外には特設テントが設けられ各メーカのピットスペースとなっていました。
商品の展示やデモをおこなうメーカもありました。
大会運営スケジュール。今年は土曜日、日曜日、月曜日(休日)を利用しての開催。
今年も時間通り運営が進められました。レース運営スタッフの方々に感謝です。
参加者のピットスペース。今年は涼しく過ごせました ^^
こちらは室内ピットスペース。
今年もビデオ取材がおこなわれていました。今年はゼノン社からビデオが発売されるようです。今から楽しみですね〜

上位6名のタイムと周回数を表示する電光掲示板(DAKTRONICS社の製品)。トランスポンダーと連動してリアルタイムにタイムが表示されます。

これはとっても便利。

タイムが表示されたところ。レースを終えた選手は自分の成績を即座にチェックしているようでした

大会期間中は換気扇が常に回っている状態で快適に過ごせました。

ただ路面グリップにも影響するようでした。事前練習(換気扇が回っていなかったらしい)のほうがグリップ高かったと言う選手もいました。

こちらはゼノン・ワークスのみなさんが使用したXR-12。滝沢選手によるとみなさん同じ仕様で参戦とのことでした。

こちらはアソシからのコンバージョンキットとして発売されるそうです。

XR-12にはゼノンオリジナルのモータマウントが付属するそうです。車軸が下がるタイプのマウントです。

雑誌で紹介されたときはロールダンパーも併用されていましたが、このシャーシではフリクションプレートだけ使っています。

XR-12のモータマウント。モータはM/Tモータを使用。
こちらは堀選手のカワダM300 Limited2。キット標準仕様とのことでした。バッテリーとモータはエコー製を使用
こちらはTwinsの飯田選手のTrinity Reflex12。
ダンパーの取り回しをこのように変更していました。逆転の発想?

モータはTwinsの9Tを使用。

飯田選手のボディー。視認性を考慮したデザインとのこと。キレイ。
こちらはTwins野口選手のReflex12。仕様は飯田車と同一とのこと。
野口選手のボディ
チームヨコモ加藤利明さんが使用していたYMPチャージャー。充電2系統、TX充電1系統、放電1系統を制御するコンピュータ画面。

こちらはミラージュジャパンのブースに展示されていた「ハンマーカワダコンバージョン」(デモカー)

メインシャーシ、ロアブレースが従来のハンマーと異なる形状になっています。アッパーブレースはカワダM300 Limited2用がそのまま使えるようです。
ハンマーカワダコンバージョンのF周り。
カワダコンバージョン(左)とアソシコンバージョンの比較。シャーシのカットデザインが違います。ロアブレースの形状もよく見ると違いますね。
FRPのしなりをリアに取り入れたオプションパーツも開発中のようです。
KO VFS-1ベースのAHRP仕様も発売予定。パープル好きにはたまらない一品

こちらはチームヨコモ広坂選手のアソシL4。

メカニックは海野さんが担当。一見ノーマルのL4のようですがシャーシはヨコモオリジナル仕様になっているそうです。ロングホイールベース、ショートトレッドというシャーシは世界戦でも使う予定とのことです

モータマウントはヨコモ製の上部を削って使用。アッパーブレースを下げ、ボディーを低く搭載ための加工です
F周りはL4ストック状態。
広坂選手のボディ。予選から決勝までパーマスピード8を使ったようです。

その2へ