ロアアームの組み立て

6セルシャーシ組み立ての第四回はフロントロアアームの組み立てです。

ロアアームのこの部分はステアリングナックルと干渉するのであらかじめニッパーで切っておきます。
   
ロアアームにピボッドボールを挿入します。このようにキングピンを通して軽く動くことを確認します。
   
ロアアームのこの部分にはこのように成形時のバリがあります。
   
そこでそのバリをこのようにドリル歯で除去します。カッターを使ってもいいかもしれません。
   
バリを取るとこのようになります。バリが残っているとこの後取りつけるアッパーアームマウントがうまくつきません。
   
バリが無いとこのようにピッタリとアッパーアームマウントがつきます。
   
セッティングボードなど平らな板の上に耐水ペーパを敷いてロアアーム下面を軽く削ります。
   
このようにして平らな板の上でチェックします。上から力を入れてみてカタカタとぐらつかないことを確認します。ぐらつく場合は耐水ペーパできっちりと面を出します。
   
ロアアームをメインシャーシに取りつける前にこのようにネジ山をつけます。必ずまっすぐにネジが入っていくようにします。
   
完成したロアアームをメインシャーシに取りつけます。ここでもまっすぐネジが入るよう注意します。
   
メインシャーシのねじれをチェックするため、セッティングボードとツーリングカー用のハイトゲージを準備します。
   
そしてその上にメインシャーシを載せます。
   

そしてこのようにメインシャーシを上から押してシャーシのねじれを確認します。ねじれている場合はメインシャーシを押したときにカタカタと音がするはずです。その場合はロアアームを取りつけるネジを少し緩め、ねじれと反対方向にシャーシをねじります。これでねじれを矯正することができるようです。

メインシャーシの確認の様子はこちら

   
左右のロアアーム間を結ぶクロスブレースを取りつけます。
   
クロスブレースを取りつけたらもう一度メインシャーシのねじれを確認しておきます。