愛用のタイヤセッターの紹介

ここでは愛用のタイヤセッターを紹介します。ダイレクトドライブ方式のオンロードカーでは一般的にスポンジタイヤを使用します。ホイルに接着されたスポンジタイヤは歪んで接着されることが多く、また表面がきちんと整形されていません。また市販のタイヤはかなり大きめにカットされているのでサーキットでの走行を前提に考えた場合にはスポンジタイヤの径調整もしなければなりません。そこでタイヤセッターの出番となる訳ですが、各社からいろいろなタイプが市販されていて選択に悩みます(うれしい悩みですが)。20年で3台のタイヤセッターを使ってきました。ここで紹介するのは3台目のタイヤセッターです。


愛用のタイヤセッターはNOBRANDSオートマチックタイヤセッターです。形はHUDYのタイヤセッターに似ていますが実売価格が1.5万円ほど安いのが魅力です。HUDYのタイヤセッターで1/12スケールのタイヤを整形するにはオプションのアダプター(商品名「#102061 Tool Holder for 1/10 - 1/12」)を別途購入する必要がありますがNOBRANDSのオートマチックタイヤセッターは標準で40〜80mmサイズに対応しています。しかもオートマチックというだけあってバイトのおくりは自動的におこなってくれます。最後の仕上げは手でおこないますが整形作業が楽で間違いが少なくなりました。国内に流通しているタイヤセッターでは高価な部類に入りますがラジコンを続けていくつもりなら決して高い買い物にはならないはずです。

 

 

 

 


電源はDC 12Vになります。このように本体裏側にコネクターが装備されています。購入直後にコネクタのコードが外れるといったトラブルがあったのでハンダ付けして修理しました。

 

 

 

 

 

 


整形精度の要ともいえるハブはHUDY製のアソシ用のものを使っています。しかしこのままではステルス3のリアホイルがつきません(ガタがでます)のでスペーサの代わりに外径12mm・内径8mm・厚さ3.5mmのベアリングを2つ準備する必要があります(このサイズのベアリングはタミヤなどからも市販されていますので簡単に購入できます。タミヤの場合は「1280サイズ」という名前で販売されています)

 

 

 

 

 


このように1280ベアリングがピッタリとフィットします。HUDYのハブは大変精度が良く、「これ回転してないんじゃないの?」と思うくらいブレがありません。

 

 

 

 

 

 


ハブと1280ベアリングを装着したところ。アソシのFタイヤを整形する場合は1280ベアリングを取り外します。Rタイヤを整形するときは、本体側のハブ <---> Rタイヤ <---> 1280ベアリング <---> 1280ベアリング <---> ハブ の順番で取り付けます

 

 

 

 

 

 


このようにタイヤ径の調整はバイトの突出しをあらかじめ希望サイズにセットしておくことで正確にセット可能です。1目盛りは0.25mmなので、例えば46mmに調整したい場合は目盛りを目安に微調整する必要があります。