ラジコン絵日記

07/20と7/21は谷田部アリーナで開催された「平成14年度1/10電動レーシングカー全日本選手権」に参加してきました。今回は心に余裕があったので写真やレースの動画をたっぷりレポートします!

初日の7/20はコントロールプラクティスと予選1〜4ヒートがおこなわれました。午前7時の開場と同時に参加者による席取り合戦が開始。ダッシュの甲斐あってなんとか空調が入ったピットスペースを確保することができました。この日はこうぐちくんがサポートのために駆けつけてくれました。早速JOEさんのボディをカットしてくれてます。
全日本期間中はコースの改修がおこなわれました。これはコースの右部分で、通常使用しているインフィールド部は今回使用されませんでした。
短いストレート-->パイロンが追加されたヘアピン-->パイロンで作られたシケイン という構成
コース左半分には改修が加えられませんでした。ストレート後の高速コーナ-->ヘアピン-->ヘアピン-->短いストレートへ という構成。JMRCAから事前通知されたコースレイアウトはこちら
タイヤにグリップ剤を塗りこむ不良おやじさん。この日僕はリアにJACOアクアを使いました。当日のベストタイヤはJACOピンクだったようです。多くのPRO10が走行し、出来上がった路面ではピンクというのがセオリーだったようです(ピンク持ってくればよかった。。失敗したな〜)。
僕はコントロールプラクティスの9ヒート目になりました。有名選手にぶつけないようにしないと^^;;
そしていよいよコントロールプラクティスがはじまりました。1ヒート目の様子はこちらから
コントロールプラクティスの広坂選手の様子。広坂選手がドライブするDDカーを初めてみました(涙)。広坂選手のコントロールプラクティス前半の走りはこちら。このあと北澤選手と接触があり、北澤選手はリタイヤ、広坂選手はコントロールプラクティス6位となりました。
コントロールプラクティスの結果で予選ヒートの組み合わせがおこなわれました。僕は21周で真中よりちょい下のヒートになりました。この時点でトップは24周をマークしていました。

そして予選ヒートが始まりました。出走前のマシンを路面にグリグリするパパさんこと広坂 真詮さん。
このヒートで唯一25周をマークした広坂選手の走りはこちらから(カット1カット2)。予選2位の原選手の走りはこちらから。

ピンボケだけどこれが予選一日目の結果です。詳しい結果はJMRCAのHPで発表されています。僕は60位でした。
7/21は予選最終となる5ヒート目と各メインの決勝レースがおこなわれました。予選最終ヒートは前日の結果に基づいて組み合わせが入れ替わりました。

予選最終ヒートを向かえるエキスパートの選手たち。実質Aメイン決勝みたいですね。予選最終ヒートの広坂選手の走りはこちら↓から。

カット1
カット2(音声付き)

Aメイン決勝に進んだ選手たち。広坂選手は5ヒート全てで25周をマークしていました。
そしてAメイン決勝の1ヒート目。
スタートグリッドに付く各車。広坂選手と原選手のバトルは見ごたえ十分でした。

<Aメイン決勝1ヒート目>
スタート後、広坂選手が1台抜け出します。しかし原選手はインフィールドで無類の速さをみせグングン広坂選手に迫ります。広坂選手がパイロンに乗り上げ、原選手がトップに。しかしこの後、原選手がバッテリーダウンになり、広坂選手がトップでゴール。

**高画質動画はこちらからダウンロードできます**

<Aメイン決勝2ヒート目>
このヒートでは早い段階で原選手が広坂選手をパスし、トップで周回を重ねる。最終ラップのストレート入り口で広坂選手が再びトップとなり優勝を決める。

<Aメイン決勝3ヒート目>
全車スムーズなスタートをきめレース開始。すでに優勝を決めた広坂選手を原選手が追いかける展開。しかし広坂選手がまさかのバッテリーダウンで原選手がトップでゴール。

この日はテレビの取材があり、なかなか広坂選手のピットに近づけませんでしたが決勝レースの合間にお願いして優勝を決めたYRXを見せていただきました。このほかバッテリノウハウなどのお話が聞けてかなり満足^^

広坂選手のYRX全景。1/12世界戦で使用したカーボン材が使われていました。
フロント部。
シャーシフロント部には「チームヨコモ」の肉抜きが施されていました。
Tバー周り。Tバー後端にはモータマウントのグランドをシャーシに落とすためにリード線が付いていました。モータからのノイズを軽減させる効果を狙っているそうです。ツイックスクリューは前・真中・後につけられていました。
リア部。ロールダンパーにはスプリングが装着されていました。今回初めてこのようなセッティングを試されたそうです。カットラインから推測するにTバーは新設計のようです。
リアタイヤは皮一枚といった感じでかなり小径でした。フロントはリアよりも大きな径を使用していました。タイヤには日焼け止め(?)と思われるクリームを使用されていました(フロントとリアでクリームの銘柄を使い分けていました)
パパさん愛用のPC。USB接続でチャージャーと接続され充電状態を監視できるようになっていました。これでマッチドバッテリを作ることもできるそうです。PC横の箱は電動式クーラBOXで充電前のバッテリ(ヨコモ3300HVR)を冷やしていました。
広坂選手が整形したタイヤ。写真ではよくわかりませんが表面の仕上げはサスガ〜といった感じでした。
自分自身初めての全日本参加となった今回。結果は良くなかった(Gメイン)ですが独特の雰囲気、レース路面、Aメインレースの迫力など体験できてとてもおもしろかったです!来年もPRO10全日本も参加したいと思います!!