2006年03月10日

Team CRC Japan2006レポート(9)

昨日に続いて神奈川県 matsさんからいただいたレポートを掲載します。

みなさんこんにちは。3月5日(日)にヤタベアリーナで行われたラウンドレース兼全日本一次予選に
参加してきましたので、その時の模様をレポートします。

当日は友人2名とともに7時30分に会場入りしました。6時30分開門で9時までフリー走行可能と
あって、すでに何名かの方が練習走行をしていました。まず驚いたのがオンロードコースのレイアウト
が全日本の時からガラリと変わっていたことです。従来は操縦台から見て縦方向のターンが多かった
のですが、横方向のターンが多くなっており、なかなか面白そうな感じです。早速コース慣れも兼ねて
練習走行を開始しました。グリップが低いだろうという予想の元にフロント、リアとも柔らかめのセット(F
スプリング:XENON製0.475mm、Rスプリング:白)にしてきたのですが、初期反応がピクつく割には
全体にダルな印象でした。友人からもロールが大きいとの指摘があったので、予選では前回のラジ天
厚木でのレースとほぼ同じセットに戻しました。思ったほどグリップは悪くなさそうです。リアタイヤは
JACOアクア46mmでスタート。結局この1セットを決勝まで使いました。

1/12の予選は3組あり、最終組となりました。第1組と第3組ではずいぶんグリップのレベルが違った
ようで、その面ではラッキーでした。予選1回目、フロントタイヤは練習時と同じヨコモファーム(42mm、
グリップ剤半塗り)としました。車の動きはまずまずでしたが、ちょっと曲がりすぎる感じ。またコースの
一部で電波かぶりが発生し、2回ほどマーシャルのお世話になりました。コースにもまだ慣れきれず
25周という結果でした。

予選2回目はフロントタイヤをJACOパープル(42mm、4/5塗り)としました。このタイヤは曲がり
過ぎるときや転倒するときの定番タイヤです。操縦台の立ち位置も中央にしたところ、かぶりは無くなり
ました。ヤタベラウンドレースの予選はスタッガー方式ではなく、ヨーイドンなのですがスタートが上手く
決まり、5周経過頃まではトップを快走しました。しかしアナウンスで名前を呼ばれるわ、後ろから
ラップ1秒ほど早い選手が追ってくるわで、あっさりとミスして順位を落とします。さらにフロントタイヤを
アンダー目に振ったのに加えて、路面グリップが1回目よりも上がったため、徐々にアンダーステアが
強くなってきました。 おまけに7分過ぎにはバッテリーがタレてしまいました。 それでも何とか大きな
ミス無く完走して27周が出ました。

1次予選は25名全員通過だと聞いていたので順位は気にしていませんでしたが、結果は10位で通過。
決勝Aメインにぎりぎり引っ掛かるというおまけがついてきました。フロントタイヤはカワダLラバーハード
(42mm、3/4塗り)としました。決勝では気温が下がりグリップも若干落ちたように感じましたが、車の
動きは一番良かったと思います。ここでも完走を目標に淡々と走行し、終わってみれば5位という好結果
でした。

今回CK3.1での2レース目で、まだ購入後10パックほどしか走っていませんが、大変素直で扱いやすい
車という印象です。特にリアのどっしりとした安定感が気に入っています。今回のレースではまだ何を
変えたらどうなるというのが分からない状態でしたので、基本的にフロントタイヤの選定のみで対応しま
した。レース終了後、フリー走行の時間があったので経験豊富な友人にドライブしてもらって印象を聞いて
みたところ、コーナーの入りは良いが、パワーアンダーが強いとの指摘。確かに、そう言われるとコーナー
で曲がりきるまでパワーを入れずに待っている感がありました。恐らくリア周りのロール調整で解決できる
のではないかと思いますが、これは今後の課題としたいと思います。人にドライブしてもらうと意外な発見
がありますから皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

その他の情報は私のホームページにアップしてますので、こちらもぜひ見てくださいね。

<当日のセットアップ>

クルマ・日付・コース (カーペットナイフ3.1 /3月5日 /ヤタベアリーナ )

ノーマルシャーシ(実測2.6㎜)
フロント スプリング(CK3.1キット標準 実測0.52mm リバウンド0㎜)
キャンバー・キャスター・トー ( 1°/ 前後白シム/ 0°)
ナックル( ノーマル+チタンアクスル )
キングピンシム(アーム上4枚・ナックル上1枚・ナックル下1枚)
フロント車高約3㎜
リアダンパー・オイル・スプリング (CRC DURAショック/ アソシ#30番/ゴールド)
ダンパー長(69㎜ リバウンド0㎜)
フリクショングリス (京商#10000 )
ライドハイトアジャスター (アソシ#2)
サイドリンク(3ピースリンク)
サイドスプリング(レッド)
車高シャーシサイド約3㎜、モーターマウント下約5mm
タイヤ・直径・ホイール (前-カワダLラバーハード42㎜・ヨコモ /後-JACOアクア46㎜ヨコモ)
タイヤトラクション剤 (PARAGON黒缶30分+ふき取り後白缶15分、 フロント3/4塗り)
ボディ( プロトフォームSPEED12B)
バッテリー ( XENONマッチェストGP3700)
モーター・巻き数・ブラシ・スプリング(ECHO9×2 / カットブラシ)
スピニオンスパー ( 90/24 )、指数 (38.5)
アンプ・サーボ・受信機 (フタバMC800Cver2 /フタバS9650/ フタバ203HF)
サーボセイバー( キンブロー/真中穴)
受信機電源(無し)

IMG_0437.JPG

Trackback on "Team CRC Japan2006レポート(9)"

このエントリーのトラックバックURL: 

"Team CRC Japan2006レポート(9)"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "Team CRC Japan2006レポート(9)"

"Team CRC Japan2006レポート(9)"へのコメントはまだありません。