2006年06月27日

Team CRC Japan2006レポート(25)

サポートメンバーの神奈川県raziさんより7回目のレポートをいただきました。


Team CRC Japan 2006 レポート7(CRC T-FOURCE)

Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
今回は6月20日に群馬県のクレストスピードウェイに練習してきた時の模様をレポートします。クレストスピードウェイでの走行は3年前の2次予選以来となります。正直あまり良い記憶が無いサーキットで、今回の練習でちゃんと走行出来るのか不安です。
今回のテーマは、私自身が3年前に記録したタイムを上回る事です。と言っても、ベストラップは10秒3、8分で45周と地元の方々に比較するとかなり遅いです。

当日は平日で走行させていた方は、私が着いてからは1/12は私一人で、ツーリングカーの方が数人で、路面のグリップはそこそこと言う感じと思われます。

今回は詳細はセット情報は最後に記します。スタート時は以前からのレポートと大差ないです。
セットを固定していた主なものは、ボディー(スピード12)、モーターとギヤ比(L社ブラシレス3スター、23/94)、ホイール(前後ともY社黒)、Tバー(kimihiko-yano.net試作1.8mm)です。

早速1回目の走行から。
タイヤはフロントがK社Lラバーハードワイド43.5mm、リヤがK社Lラバー45mm。
グリップ剤は前後TC-4(お店の方の了解を得ています)、前後とも全塗り10分。
地上高は3.5mm以上と高めにしました。
おそるおそる走行を開始します。特に最終コーナーには気を使います。それなりには走行出来ました。大きなクラッシュは無かったですが、グリップ剤が持たず(アンダーオーバー)6分ほどで走行を止めました。ベストは10秒661。

2回目。
タイヤは前後とも同じものを使用、グリップ剤をHGに変更しました。
フロントが内側1/2、リヤは全面、15分。
スピードが足りないと思い、モーターの進角を2→4に変更しました。このセットではコーナー全域でアンダーでした。4分位で走行を中止しました。ベストは10秒750。

3回目。
フロントタイヤをCRCマゼンダ(CRC2394)43.5mmに変更しました。
グリップ剤はHGで内側2/3で15分。リヤは前回と同様です。
バッテリーは2回目で走行したそのままです。
かなり曲がるようになりました。扱いづらいほどビクビクは無くて好印象です。
マゼンダは初めて使用しました。ベストは10秒480。

4回目
フロントタイヤをCRCブラック(CRC2390)42.5mmに変更、グリップ剤はTC-1を内側2/3で15分。
リヤタイヤはそのままです。バッテリーを取替えています。
このフロントタイヤではフロントに強く荷重が掛かるにつれて急激にグリップが上がる感じがしました。コーナー後半のアンダーはマゼンダより強く感じます。この様な特性が影響したのか右リヤタイヤのかどが壊れ途中で走行を中止しました。ベストは10秒544。

5回目。
フロントタイヤはそのままで、グリップ剤をHG内側1/2、10分に変更。
リヤタイヤは同じK社Lラバーの別の物に変更しました。全塗り10分。今度はアンダーが強くなりました。グリップ剤の相性なのか?。バッテリーは前回の物をそのまま使用。ベストは10秒632。

6回目。
前後タイヤは、タイムが良かったフロントがマゼンダ、リヤをLラバーとして、シャーシのセットを変更します。フロントのキャスター角を増やしました。今まではキャスターブロックの前後にシムを入れてましたが、それを後ろ側2枚にしました。これは、特にコーナー後半のアンダーが強かったからです。
バッテリーはこのセットから「Pro Match Racing」IB4200マッチドです。(今まではX4200ノンマッチド)
キャスター角変更は想像以上の変化とタイムアップになりました。コーナー進入時の動きが扱いやすくなり、後半のアンダーも少し減少しました。ベストは10秒149で3年前の自己ベスト更新です。後半はリヤのグリップが切れたのか、かなり落ちたので走行は6分位で中止しました。

7回目。
前回の走行でリヤタイヤがかなり減ったので、同じLラバーの新品45.3mmに変更しました。グリップ剤はHGを全塗り15分。フロントタイヤは先ほどから同じマゼンダを使用、グリップ剤はHGで内側2/3で15分。さらにコーナー後半のアンダー軽減を狙い、センターのスプリングをCRCゴールドから1段硬いCRCレッド(CRC1340)に変更しました。バッテリーは「Pro Match Racing」IB4200マッチドで別のパックに変更しました。リヤタイヤが削りたてのせいか、最初の数ラップが安定しなかったですが順調に走行。
ベストは10秒238と若干落ちましたが、46周8分8秒203と自己ベスト更新しました。

8回目。
今までリヤタイヤはLラバーを使用してきましたがこれをCRCピンク(CRC2396)に変更しました(直径は45mm)。Lラバーより若干軽い動きになる事を期待しての変更です。フロントは本日使用しているマゼンダです。グリップ剤はフロントがHGで内側3/4、10分。リヤはHGで全塗り、10分です。本当はもう少し長く置きたかったのですが、コースの営業終了が迫っていたので10分としました。
バッテリーは最近kimihiko-yano.netで販売されたトリニティのGP4300マッチドです。GP4300は私にとって初めての使用です。走行を開始すると、リヤの動きは狙ったように若干軽くなりましたが大きな変化と言うほどではなかったです。いい感じで走行し序盤は今までで一番速いペースですが、終盤バッテリーのたれとグリップ剤切れで大きく遅れました。ベストは10秒115でベスト更新、46周8分15秒107でした。

今回の練習は自分にとってはそれなりに成果があったと感じています。走行不能になるクラッシュも無くTバーも無事でした。実際には何度か宙を舞うクラッシュもあったのですが、このkimihiko-yano.net試作のTバーが丈夫との証明?になったでしょうか。ただしこのTバーの市販化については目処がたっていない模様で残念です(*管理人注:テスターさんから高評価をいただきましたので現在大量生産中です

次回に向けてさらなるシャーシセットの煮詰めとコースに自分が慣れる事をめざし来月にはまた伺う予定です。

最後に今回走行終了時のセットを記します。
使用車種 T-Fource Team Red Edition(シャーシはソフトタイプのCRC1354に変更)
フロントまわり
・タイヤ:CRCマゼンダ(CRC2394)42.5mm Y社黒ホイール
・スプリング:CRC .020(約0.5mm)
・キャンバー:-1度
・可変キャスター:-10度
・キャスター:一番多い(キャスターブロックの後ろにシム2枚)
・キングピンシム:アッパー上 厚3
         アッパー下 厚2
         スプリング下 薄1
・トー:アウト 0.3mm
・ロアアーム下スペーサー:約1.6mm(キット付属品)
・地上高:約3mm(シャーシ前端)
・グリップ剤:HG 10分 内側3/4程度
・その他:ステアリングブロックはCRC4277B使用
     キャスターブロックはCRC4266使用
     サーボセイバーブレースCRC4088使用
     ロアアームはI社.060ロアードを使用
     ブレースはL4用を使用
     キングピンはY社製を使用
     AMBダイレクトポンダーを搭載

センターまわり
・Tバー:kimihiko-yano.net試作1.8mm ツイークスクリュー仕様 2点留め
・センターショック:CRC DURAショック オイルA社#30
・スプリング:CRCレッド(CRC1340)
・バッテリー搭載位置:出来る限り後ろ
・ダンパーチューブ:CRC4212(白キャップ)使用
・ドループ:-1.2mm(ロアブレース後端で測定)
・地上高:約3.5mm(バッテリー横)
・その他:ボールシートはCRC4278使用
     DURAショックの前側ボールキャップをショート(CRC1231)に変更
     Tバーブレース、スタンドオフはA社使用

リアまわり
・タイヤ:CRCピンク(CRC2396)44.8mm Y社黒ホイール
・ギヤ:23/94
・デフ:CRCラージデフ ボールはkimihiko-yano.net販売のセラミック
・グリップ剤:HG 10分 全面
・ハイトアダプター:I社2mmダウン
・地上高:約3.5mm(ロアブレース後端)
ボディ:スピード12 スポイラー無し
モーター:L社ブラシレス(3スター)進角4コマ
バッテリー:kimihiko-yano.net販売のトリニティGP4300マッチド
受信機用電池とレギュレーターはkimihiko-yano.net販売のVXR Racing製
ボールベアリングはすべてkimihiko-yano.net販売の物

RC装置関連
送信機:M11
サーボ:NES-3125
受信機:RX-311
アンプ:SPHERE

今回のレポートは以上です。
7月もクレストスピードウェイへ練習走行に伺えるようにしたいと思います。
ではまた。

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