2006年07月28日

Team CRC Japan2006レポート(28)

サポートメンバーの神奈川県raziさんより8回目のレポートをいただきました。


Team CRC Japan 2006 レポート8(T-FOURCE

Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
7月のレポートは、7月26日に群馬県のクレストスピードウェイに練習してきた時の模様です。
前回の練習(レポート7)がそれなりに(私にとって)よかったので、今回の練習も期待してクレストスピードウェイで走行を開始します。

当日は平日で走行させていた方は、私が着いてからは前回と同じく1/12は私一人で、ツーリングカーの方が入れ替わりに数人いらっしゃいました。一時的には貸切?状態となってました。

セット情報は最後に記します。スタート時のセットは前回のレポートとほぼ一緒ですが、変更した点は、センターショックのオイルを#30→#40へ、ギヤ比を23/94→23/92に、そしてフロントを約0.3mm、リヤを0.5mm車軸を上げました。

では、1パック目の走行から。
タイヤはフロントがCRCマゼンダ(CRC2394)43mm、リヤがピンク45.5mmでいずれも新品、ホイールは前後ともY社の黒です。
グリップ剤は前後ともHGです。グリップ剤は今回すべてHGを15分で使用しました。
気軽に?コースに入って2周目にクラッシュ(-_-;)
新品の右リヤホイールを曲げてしまい使用不能になりました。
嫌なイメージがもどってきました。
フロントタイヤはそのまま、リヤを前回の練習で使用したピンク44.8mmに変更しグリップ剤をリヤのみ塗って走行を再開しました。
路面のグリップは前回より低く、コーナー進入は初期反応こそありますがその後入らず、立ち上がりで車が前に進みません。
この時のベストラップは10秒687。うーん、今回は厳しそうです。

2パック目。
路面のグリップが低かったので、まずリヤタイヤをLラバー45.1mm(これも前回の練習で使用済)に変更しました。グリップ剤はフロントが内側2/3、リヤは全面です。
バッテリーはIB4200(旧スペック)ノンマッチドです。
まだ全体的にはグリップ低いですが8分完走です。走行するにつれて全域アンダーが強くなっていきました。
ベストは10秒356、45周8分9秒です。前回の走行イメージに少し近づきましたが、コーナリング中のロールが少なくまだグリップが低く感じます。

3パック目。
Tバーをkimihiko-yano.net1.8mm(ky059)→同1.6mm(ky060)に変更しました。これでグリップ感が上がればと考えてです。

タイヤは2パック目で使用した物を左右入れ替えて使用しました。走行させた感じは悪くなかったのですが、タイムは上がらずベストは10秒591でした。

4パック目。
走行させた感じは悪くなかったので、Tバーはそのままとします。この走行では前後にHR-38接着済タイヤを使用します。今回の練習で試したかった物の一つです。
フロントがCRCマゼンダ(CRC2172)43mm、リヤがCRCピンク(CRC2175)45.5mmです。
フロントホイールにフランジ無しベアリングを使用して取り付けしたところ、ナットをいっぱいまで締めてもすごく横ガタがありました。試しにY社ホイール取り付けに使用しているフランジ付ベアリングにしたところ横ガタがなくなりました。この状態でのトレッド幅は約164mmでY社ホイールの時より2㎜程度広いです。リヤは逆に2mm程度狭くなりトレッド幅は約169mmでした。あえてトレッド幅は変わったまま走行させます。
バッテリーはこのパックからIB4200Pro Match Racing (旧セル)です。車の動きが軽くなったように感じました。路面のグリップも少し上がってきたようで
ベストラップは10秒326と若干あがりました。
ただし、アンダー気味で走行するにしたがってアンダーが増える傾向はそのままです。

5パック目。
現状車はアンダーな状態で、タイヤの磨耗具合を見てもフロント、特に右フロントタイヤも磨耗が激しいです。そこでフロントタイヤをK社Lラバー43.4mm(新品)に変更してアンダーが減るか確認しまし。フロントホイールはY社黒です。リヤタイヤは4パックで使用した物を左右入れ替えて使用しました。
このセットの方が曲がりました。アンダーな特性は変わりませんが減少しています。
走行するにしたがってアンダーは増えますがマゼンダよりは少なかったです。
ベストラップは10秒260、45周8分2秒と今回の練習での8分ベストです。
この時は最後の周がバッテリーのたれとグリップ剤が切れて13秒台だったことを考えると前回のベスト(46周8分8秒)に近い記録です。

6パック目。
今度はリヤタイヤを変更します。5パック目の走行でもやはりフロントタイヤの磨耗が激しくアンダーな状況はそのままなので、1ランク硬いCRCマゼンタ(CRC2176)45.5mmにします。このタイヤもHR-38接着済です。
心配していたリヤのグリップ不足はほとんど感じず、立ち上がりでピンクより前に進む感じです。
ベストラップは10秒105と上がりましたが、グリップ剤が6分程度しか持たず途中で走行を中止しました。10秒105は前回練習時のベストラップを上回り自己ベストです。

7パック目。
この走行では、IB4200Pro Match Racingの新セル(PMR42-123-4)を試してみます。今回試してみたかった物の二つ目です。バッテリーのテストなのでシャーシセットは変えず前後タイヤの左右入れ替えのみとしました。
パワーは確実に上がっているをの感じました。ただしそれをタイムに直結出来ず、ベストラップは10秒088とわずかなアップにとどまりました。これはドライバーの問題が大きいのと、シャーシセットがまだ決まっていないのが要因でしょうか(-_-;)
ただ、10秒088は7パック目の走行を上回って自己ベスト更新です。
このパックもグリップ剤は持たなかったです。

8パック目。
今回の最後の走行となりました。このパックでは、最近kimihiko-yano.netから発売になった「East Power EP4200UC」(EP4200UC) を試してみます。
前回走行したタイヤはデータ取りのため保存するので、フロントタイヤをCRCマゼンダHR-38仕様、リヤタイヤをCRCピンクHR-38仕様に変更します。これは本日使用した物を使いました。

また、フロントトレッド幅を狭くしてステアリンクの反応が良くなるか確認します。ホイール内側のベアリングをフランジ無しに変更して、ホイール外側にキングピン用のシム(厚い)を2枚追加してちょうど良かったです。これでフロントトレッド幅は約162mmになります。

スタート直後のパワーはノンマッチドとしては結構あったと感じました。ベストラップ10秒199です。コース終了時間がせまっていたので数ラップで走行を止めました。セルがIB4200より重いからか、車のロール速度がゆっくりとワンテンポ遅くなったように感じました。
フロントトレッド幅の変更については、コーナー進入時の反応が良くなったと感じたので変化が出ていたと思います。これは次回の練習時に再度試してみたいと思います。

今回の練習では、ベストラップは更新しましたが8分走行の結果は更新できず、大きな進展はなかったと感じています。試した物としてはHR-38ホイールとバッテリーについては効果が確認できてよかったです。次回はなんとか8分走行のベストを更新したいと考えています。あわせてブラシモーターで同じタイムが出るかの確認も始めないといけないでしょう。2回の走行を通じて足りないと感じた点について3回目の練習で策を講じたいと思います。

最後に今回ベストラップが出た7パック走行時のセットを記します。
使用車種 T-Fource Team Red Edition(シャーシはソフトタイプのCRC1354に変更)

フロントまわり
・タイヤ:K社Lラバー42.7mm Y社黒ホイール
・スプリング:CRC .020(CRC1393)(約0.5mm)
・キャンバー:-1度
・可変キャスター:-10度
・キャスター:一番多い(キャスターブロックの後ろにシム2枚)
・キングピンシム:アッパー上 厚3
         アッパー下 厚2
         スプリング下 薄1
・トー:アウト 0.4mm
・ロアアーム下スペーサー:約1.9mm
・地上高:約3mm(シャーシ前端)
・グリップ剤:HG 15分 内側2/3程度
・その他:ステアリングブロックはCRC4277B使用
     キャスターブロックはCRC4266使用
     サーボセイバーブレースCRC4088使用
     ロアアームはI社.060ロアードを使用
     ブレースはL4用を使用
     キングピンはY社製を使用
     AMBダイレクトポンダーを搭載

センターまわり
・Tバー:kimihiko-yano.net1.6mm(ky060)
  ツイークスクリュー仕様(ボール横)2点留め
・センターショック:CRC DURAショック(CRC4281) オイルA社#40
・スプリング:CRCレッド(CRC1340)
・バッテリー搭載位置:出来る限り後ろ
・ダンパーチューブ:CRC4212(白キャップ)使用
・ドループ:-1mm(ロアブレース後端で測定)
・地上高:約3mm(バッテリー横)
・その他:ボールシートはCRC4278使用
     DURAショックの前側ボールキャップをショート(CRC1231)に変更
     Tバーブレース、スタンドオフはA社使用

リアまわり
・タイヤ:CRCマゼンダ(CRC2176)45mm HR-38接着済タイヤ使用
・ギヤ:23/92
・デフ:CRCラージデフ(CRC4220) ボールはkimihiko-yano.net販売のセラミック
・グリップ剤:HG 15分 全面
・ハイトアダプター:I社1.5mmダウン
・地上高:約3mm(ロアブレース後端)
ボディ:スピード12 スポイラー無し
モーター:L社ブラシレス(3スター)進角4コマ
バッテリー:kimihiko-yano.net販売のIB4200Pro Match Racing(PMR42-123-4)
受信機用電池とレギュレーターはkimihiko-yano.net販売のVXR Racing製
ボールベアリングはすべてkimihiko-yano.net販売の物

RC装置関連
送信機:M11
サーボ:NES-3125
受信機:RX-311
アンプ:SPHERE

おわりに
以前からプロトタイプをテストさせて頂きましたkimihiko-yano.net製のTバーが販売になりました。このテストに参加できで実際に販売になった事がとても嬉しいです。今回のテストも何回か宙を舞うクラッシュをしましたが、このTバーは折れずに耐えてました。寿命がながく走行特性も良い物と確信しております。今後もこのTバーを使用して行きます。

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今回のレポートは以上です。
次回もクレストスピードウェイでの練習走行をレポートする予定です。
ではまた。


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